Case K. & R.,

not mention the C language.

「連帯責任」と「平手打ち」

 横浜市都筑区の市立山田小学校で、5年生を受け持つ女性臨時教諭(54)が、児童38人の顔を平手打ちしていたことが11日、わかった。

 一部の児童が野外観察に集まらなかったことに腹を立て、「連帯責任」としてクラス全員をたたいていた。学校は「あってはならない体罰だった」として保護者らに謝罪した。市教委は教諭を処分する。
「連帯責任」クラス全員平手打ち…横浜市立小の女性教諭

これは二つの問題をはらんでいるなぁ。

1.「体罰」の是非
2.「連帯責任」の是非

1. については「殴ってなぜ悪い!殴られもせずに一人前になったやつなどいるか!!」と言いたい。
程度の問題だろう。「歯が折れた」とか「聴力障害が起きた」とか「視神経障害が起きた」とかは行き過ぎ。

「叩きたくないけど、叩いている辛さ」が先生から児童に伝わることが重要だと思う。
それが出来ていれば「教育」として成り立っていると思う。そうでなければ反感を買うだけだ。

2. については言語道断有り得ない。
なぜ集まらなかった児童の罪を集まった児童が被らなければならないのか?
全く理解できない。こういうことを言う教師は叩く資格もない教師だろうな。
連帯責任の範囲が何故クラスの児童全員なんだ??

集まっている児童には何の非もない。
集まらない児童には当然非はある。
集められない教師にも当然非はある。
集まらない児童を育てた家庭にも非はある。

ならば、連帯責任を取るのは集まらなかった児童の親子と教師であるべきだろう。